難易度,合格率

司法書士試験はどのくらい難しいのか?

行政書士や司法書士・弁護士などの士業になるための試験は、とにかく難しいと言う印象を強く持たれています。

実際、弁護士の場合は「司法浪人」という言葉があるほど何年間にもわたって受験し続けている人が居るほどです。
司法書士試験の場合はどれほど難しいのでしょうか?

司法書士試験の難易度は?

司法書士試験は資格試験の中でも5本の指に入るほどの難易度があるといわれています。
法律を扱う分野である士業はどれも高難度の資格試験の部類に入ります。

一般的には弁護士の司法試験、特許を扱う弁理士試験、公認会計士試験、司法書士試験…の順番で難しいとされています。

このように、士業は試験難易度が高いからこそ社会的信用も高いものとなっているのです。

何故難易度が高くなるのか

司法書士の資格試験の難易度の高さは、そもそも資格を取ったら即戦力として働ける性質を士業には備わっていることに起因していると言えます。

つまり、士業の資格は試験資格取得にふさわしいだけの知識と能力があるかどうかを考査することを目的としているのです。

筆記試験の後に行われる口述試験も、知識を試すだけでなく対話力や顧客からの要求への対応力などのコミュニケーション能力を測るために行われているのです。

法律を扱う難しさ

司法書士試験が難しい理由には、「法律そのものの性質」があるといえます。
法律は改正を繰り返していても、元々が数十年前に作られたものです。

そのため条文通りの運用をしていても、世情にそぐわない部分は少なからずあるものです。
そのため、法律の実際の運用に関わる「法解釈」は流動的に変化を続けているのです。

この法解釈は最大公約数的なものなので、過去問では不正解だった選択肢が現在は正解になっている場合さえあります。
そういった法律を扱う難しさが反映された結果が司法書士試験の難しさに繋がっているのです。

合格率はどのくらい?

司法書士試験の合格率は、高難度を反映してか余り高いとは言えないものです。
基本的に合格率は過去10年平均で2.8% と3%未満を推移しており、狭き門の一つとなっています。

合格率が低くなるのは受験志願者数と実際の受験者数の数が違うことが一つの原因になっているといわれています。
受験志願者の中には思い出作りのために記念受験した者や志願しても試験には行かなかった者などが含まれます。

つまり、合格する気が最初から無い受験者の分だけ合格率が低下しているのです。

そういった志願者を除いた実際の受験者からの合格率は約3.4%で、司法書士試験が狭き門であることは依然変わりないものといえます。

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