試験科目

司法書士試験の科目・出題内容について

試験を受けるに当たって、あらかじめ抑えておかなければならないのは出題範囲となる試験科目と出題傾向に関わる試験の内容です。

試験科目を知ることは試験勉強の内容を左右し、試験内容を知ることで間違えやすい解釈からのケアレスミスを防ぐことが出来ます。

試験科目・内容を巡る意図とは

試験科目や内容などの範囲を知ることは、対策を立てる上で必要不可欠な情報であるといえます。

試験科目の範囲外になっている科目を一所懸命に勉強しても、試験成績の向上には繋がらないし、何より時間と労力の無駄です。

それに資格試験で出題される内容は実務でも重要になる事柄を中心としているため、出題者側としては士業として活動する即戦力の有無を確認できるわけです。

司法書士試験の科目はどんなものか

司法書士試験で出題される科目は全部で11科目に及びます。
どのような科目が試験範囲となっていて、得点を左右しているのでしょうか。

主要4科目

司法書士試験で出題の中心となるのが「主要4科目」です。
主要四科目に数えられるのが民法・商法・不動産登記法・商業登記法の四法で、司法書士の主要業務に関連する法律となっています。

この四科目は出題数も点数配分も多くなっており、司法書士になる上で勉強しなければならないことが出題者の意図となっていることが見て取れます。

それ以外の科目

主要四科目以外で出題される科目は、憲法・刑法・民事訴訟法・民事執行法・民事保全法・供託法・司法書士法の計7科目となっています。

この7科目は主要4科目に比べて出題数が少ないため「マイナー科目」とも呼ばれています。

しかし、司法書士になった後に絶対に関わらない分野と言うわけではなく、試験でも重要な得点源と言われているため勉強範囲から絶対に外すことの出来ない科目と言えます。

試験の内容は?

司法書士試験は、「決められた文字数以内」や「特定の言葉を文中に入れる」といった条件が付いた記述式問題と、4~5つの選択肢の中から正しいものを選ぶ多択式問題が主な内容となっています。

多択式問題が試験問題の大半を占めており、記述式問題は2~3問出題される程度になっています。
受験者としては条件を満たす文章を考えなくてはいけない記述式問題よりも、勘で選択してもある程度の点数が得られる多択式問題の方が簡単なように感じられるものです。

しかし、多択式問題には正解と取り違えやすい選択肢を混ぜ込めるという、出題者の思惑が反映されやすい性質があります。
「勉強しなくても当てずっぽうでなんとかなるだろう」という甘い考えを持ったまま試験に臨むのは禁物なのです。

口述試験はどんな感じ?

全11科目の筆記試験を突破した後は、2次試験となる口述試験が待っています。
口述試験の問題は筆記試験と同じ11科目の中から出題されますが、解答形式が試験官と受験者の面談で行われるところがポイントです。

面接と同じ形になるため、緊張して充分に実力を発揮できなくなる場合があります。

必要とされる法律の知識だけでなく、人前で正確かつ明瞭に会話できる能力も試されることになります。

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